2017-05-26

TrademarkNowが2016年グローバル商標出願動向を公表

インテリジェントWebベースの商標管理プラットフォームを提供するTrademarkNowは、2016年のグローバル商標出願動向を公表した。全世界の商標出願の90%程度をカバーしているという。

調査結果によると、2016年に最も多く出願された商品・サービス区分は、35類(広告,卸売、小売の便益の提供)の594K件で、続いて9類(電子応用機械器具及びその部品,ソフトウェア,電気通信機械器具)の404K件、41類(教育,訓練,娯楽,スポーツ及び文化活動)の396K件が続いている。

2016年に商標出願の多かった国は、中国の3.7M件(前年比29%増)で、2位の米国(414K件)、3位のインド(303K件)を大きく引き離している。ちなみに日本は第4位の207K件であった。

2016年に商標出願が一番多かった出願人は以下の通り;
Top50入りしている出願人は、米国企業(17社)、ドイツ(8社)、中国と韓国(各6社)、日本とフランス(各3社)、メキシコ、スイスと英国(各2社)、オランダ(1社)であった。

順位 出願人 出願件数
テンセント 中国 4.1K
LGエレクトロニクス 韓国 3.6K
タイム・ワーナー 米国 3.5K
ジョンソン・エンド・ジョンソン 米国 3.2K
ロレアル フランス 3.1K
コッペル メキシコ 2.8K
メルク 米国 2.7K
ユニリーバ イギリス 2.5K
ノバルティス スイス 2.2K
10 楽視グループ(LeEco) 中国 2.2K
28 花王 日本 1.5K
31 資生堂 日本 1.3K
48 トヨタ自動車 日本 0.9K