2017-10-20

EU:「RALPH LOMREN」商標に異議、ラルフローレン - Knijff Trademark Attorneys

商標権者がブランドの評判とイメージを保護したいと考えることは当然のことだ。 これは、名前とロゴを大切にするファッション業界では特に当てはまる。したがって、Ralph Lauren(ラルフローレン)が、欧州連合(EU)で香港企業による「RALPH LOMREN」の商標出願を見つけたとき、面白くないと思ったであろうことは容易に想像できる。ラルフローレンは、「RALPH LAUREN」商標が業界でよく知られているとして、(平均的なブランドよりも)広く保護されるべきだとして異議を申立てた。

このような場合、異議申立ては、混同のおそれの一方、フリーライドや希釈化に基づくものが多い。今回の場合、混同に基づく主張は成功した。いくつかの外観的な相違はあるものの、EUIPO(欧州連合知的財産庁)は、文字部分の「RALPH L ** REN」が同一であるため商標が類似すると判断した。これはまた、称呼の類似性をもたらしている。

EUIPOは、商標間の相違は混同を防ぐのには不十分であるとして、「RALPH LOMREN」の出願を拒絶した。

本文は こちら (The Ralph-trademarks)