2018-07-02

EU:Fidget spinner(ハンドスピナー)は一般名称 - Knijff Trademark Attorneys

おもちゃの世界では流行の流れは早い。突然誰もが流行りのバンドを付け始めたり、ポケモンが大ヒットしたりする。メーカーも小売店も、この素早い動きに対応する必要がある。
最近の話の1つはFidget spinner(ハンドスピナー)に関するものだ。この商品には多くの需要があり、販売は在庫を上回る勢いがあった。もし製品が大ヒットすることが分かったら、その製品を独占しようとする会社が現れるに違いない。ある中国企業は「Fidget spinner(ハンドスピナー)」のロゴをEUに出願した。もちろん、商標法の世界ではそう上手くはいかない。「Fidget spinner(ハンドスピナー)」は製品の一般名だからだ。一般名称は1つの会社の製品を識別するには適さない。
多くの場合、グラフィック要素を追加することで、記述的な文字でも商標登録することができるが、グラフィック要素も説明的だと、商標全体としても登録を拒絶される。まさにこのことだ。

本文は こちら (Fidget spinner spins around)