2019-07-04

日本初の海外商標情報DBサービスを開始 – 日本パテントデータサービス

 日本パテントデータサービス株式会社(JPDS)は日本の商標情報提供会社として初の海外商標情報DBサービスを2019年7月にリリースした。2018年1月からサービスを開始し、シェアを伸ばし続けている日本商標情報DB「Brand Mark Search」のオプションとし、商標サービス向上にさらなる勢いをつける。
 JPDSは知的財産に関する様々なサービスを提供しており、その代表は「JP-NET」という全国3,000社以上のユーザーが利用する特許情報検索DBだ。商標情報の本格的なサービスを開始したのは2018年。わずか1年弱の間に様々な機能向上を行ったこと、安価な月額固定料金で提供していることで業界内で高評価を受けるサービスに成長した。そして、さらなるサービス向上の為、ニーズの高かった海外商標情報の提供を決めた。

 これまで海外商標情報は海外の知的所有権機関(例:WIPO等)が提供している機能が限られた無料のサービスと、多機能だが高額の利用料金がかかる海外ベンダーのサービスしかなかった。JPDSは5,000円/月の固定料金で日本語インターフェイスと多くの機能を備えた日本の顧客に適したサービスを提供する。海外商標オプションは、アメリカ、ヨーロッパ、マドプロ情報から提供を開始する。日本商標の検索と同じ使い勝手、機能の提供に加え、海外の分類や審査経過情報等を独自に翻訳することでスムーズに本来の商標調査業務が可能になる。また、閲覧性の良い表示と豊富なダウンロード機能で業務効率の向上をアシストする。
導入目標は「Brand mark Search」利用者の半数以上をとし、今後もアジア等の収録国の拡充も検討していくとしている。

■ お問い合わせ先    日本パテントデータサービス株式会社 企画室  03-3580-8021  planning-sec@jpds.co.jp