2021-01-20

WIPO:「WIPO PROOF」サービスに日本語インターフェイスを追加

「WIPO PROOF」の最新リリースで、日本語を含む10カ国語で利用できるようになった。知的資産を保護するWIPOの最新デジタルビジネスサービス「WIPO PROOF」が世界中のイノベーターやクリエイターは、日本語、英語、アラビア語、中国語、フランス語、韓国語、ドイツ語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語でサービスを利用できる。「WIPO PROOF」サービス開始以来、WIPO PROOFには119カ国からの顧客が登録されている。

「WIPO PROOF 」は、所有する電子ファイルが特定の時点で確かに存在していたことを証明する耐改ざん性に優れた証拠を提供するサービスで、イノベーションの過程で創出される貴重な知的資産の保護管理強化を支援する。
「WIPO PROOF」は、業界最先端の安全性の高い技術を用いて、電子ファイルのフィンガープリント (ハッシュ値) を生成し、これに時刻情報のタイムスタンプを付して、暗号化し、「WIPO PROOF トークン」というタイムスタンプ・トークンを発行する。このトークン自体に有効期限はなく、「WIPO PROOF トークン」には、5年間のトークン保管サービスが含まれる(延長可能)。トークンはこの期間中 WIPO で安全に保管され、暗号技術の進歩に応じた対策が施される。

WIPO PROOFプレミアム証明書は、WIPO職員が署名した正式な文書で、正確な時点で知的財産の存在と所有を証明するために必要な情報が記載されるため、ユーザーは、印刷可能なWIPO PROOFプレミアム証明書を10言語のいずれかで取得し、仲裁、調停、裁判など、証拠提出が現地の言語で行われなければならない場合に使用することができる。

「WIPO PROOF (日本語版)」は こちら