2021-01-08

米国:2020年の米国特許商標庁(商標)を振り返る - USPTO

前例のない年となった2020年、米国特許商標庁(USPTO)が行ったイノベーション社会におけるサービスの継続的な改善に関する2020年の商標ハイライトを紹介する。

商標に関するマイルストーン
2020年2月に着任した商標局長、David Gooder氏のリーダーシップの下、商標部門にいくつかの新しい進展がもたらされた。

* 商標出願の電子処理は88.7%まで進み、USPTOのユーザーにとって、より効率的な、エラーの少ない、費用対効果の高い手続きにつながった。
* 効率性の向上により、出願件数が9.6%増加し、業務が大幅に変更されたにもかかわらず、商標は15年連続で審査期間と品質に関する目標を達成した。2020年、USPTOは40万件以上の商標を登録した。
* 商標アシスタンスセンターは、前年比10%増の128,370件の電話対応を行い、29,246件の電子メールに対応した。
* USPTOは、全国防犯評議会(National Crime. Prevention Council:NCPC)と共同で偽造防止キャンペーン、使用中の商標を検証するための登録後監査、USPTOに対する出願・登録などの商標手続で当事者に米国を拠点とする代理人の選任を義務付ける新しい米国代理人ルールなどを含む、疑わしい出願、不正な出願・見本および偽造品の軽減に向けた取り組みを進めてきた。