2022-02-21

2021年、マドリッド制度を利用した国際商標出願が14.4%の伸び - WIPO

 世界知的所有権機関(WIPO)が発表した2021年の統計データによると、2021年の国際商標出願件数は73,100件で14.4%の増加となり、2005年以降で最も大きな伸びとなった。

 2021年にWIPOのマドリッド制度を利用した国際商標出願は、米国から出願(13,276件、+33%)が最も多く、次いでドイツ(8,799件、+18%)、中国(5,272件、-21%)、フランス(4,888件、+31%)、英国(4,215件、+13%)と1-5位は昨年と変わらず、日本は全体の7位(3,255件、+6%)であった。

 2021年の国際商標出願の出願人トップ5は、L’OREAL(フランス、171件)、ADP GAUSELMANN(ドイツ、120件)、GLAXO GROUP(英国、110件)、HUAWEI TECHNOLOGIES中国、98件)、NOVARTIS(スイス、94件)であった。
なお、日本企業でトップ52に入ったのは、9位の資生堂(89件)、16位の任天堂(58件)、25位の大塚製薬(49件)、46位の旭化成(32件)、48位のシマノ(31件)、52位のBANDAI SPIRITS(30件)の6社であった。

詳しくは こちら (WIPOのレポート)