知的財産の総合コンサルティング・グループ、IP FORWARDグループは、東南アジアでの知財保護サービス体制等の強化のため、ベトナムのホーチミン市に東南アジア拠点となるオフィスを開設したと発表した。
これまでIP FORWARDは、中国を中心に知財権侵害対策のサポートを行ってきたが、近年インターネットの普及や越境ビジネスが盛んになるにつれ、最近は、中国から拡散するグローバルな知財権侵害対策、とりわけ東南アジア等での問題への相談が増加してきており、グローバルかつシームレスな知財権侵害対策の実現を目指し、成長著しいベトナムから東南アジア全体を見て、また日本・中国と緊密に連携できるよう、ベトナム経済の中心であるホーチミンにオフィスを開設する。
オフィス代表には、ベトナムに駐在経験があり、現地の実務にも精通している鷹野亨弁護士・弁理士が就任する。鷹野氏は、経済産業省模倣品対策室の出向時に、多くの新興国での模倣対策に携わった後、新興国の法務について専門性を高めるため2018～2021年までベトナムに駐在し、ベトナム進出する日系企業へのリーガルサポートを行ってきた。
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