2017-06-15

オランダ:2つのウェンディーズ物語 ビジネスの行方 - Knijff Trademark Attorneys

米国の大手ファーストフードが求めても、オランダのスナックバーはその名前を変えることを長年拒否してきた。

ウェンディーズは、米国創業の大手ファーストフード・レストラン・チェーンだが、オランダ南西部の魅力あふれる町フスには小さなファーストフードのスナック・ハウス、ウェンディーズ(Wendy’s)が存在している。フスにあるウェンディーズのオーナーは、1998年にレストランを開業するとき、末娘の名前(ウェンディ)からレストランの名前を考えた。オーナーはその名前をとても気に入っている。

世界最大級のハンバーガー・チェーンであるマクドナルドやバーガーキングの後を追って、米国のウェンディーズは長い間ヨーロッパで足跡を残そうと試みたが、2000年以降「Dutch Wendy’s(オランダのウェンディーズ)」によって阻まれてきた。

この間、「American Wendy’s(米国のウェンディーズ)」はベネルクス諸国でこの名前を使用できるように多くのお金を弁護士費用に充てたものの、オランダの権利者が持つ商標権はとても強力であることが証明されただけだった。

おそらくウェンディーズの最後の手段はオランダの商標権者に大きなバックにお金を入れて送ることぐらいか。それによって「オランダのウェンディーズ」は引退するか、名前を変えるかもしれない。

本文は こちら (A tale of two Wendy’s)