2016-09-01

米国:本物のヘラジカはこちら- by Knijff Trademark Attorneys

MooseheadMoose Wizzカナダのビール会社“Moosehead (ムースヘッド)”は、米国のAdirondack Pub & Breweryで作られているソーダ“Moose Wizz”に対して商標侵害訴訟を提起した。ムースヘッド社は1931年以来 “Moosehead”商標をエール、スタウト、ポーター、ラガーなどのビールに使用してきたが、“Moose Wizz”の存在を知り、両製品のロゴが極めて類似するとして商標権侵害で提訴した。

両ロゴともヘラジカをあしらっているが、“Moosehead”は少し自然に近く、“Moose Wizz”は少しマンガがかっているようにも見える。ムースヘッド社は8,800米ドルの損害賠償を請求した。連邦判事の判断はいかに?

(補足:本件、損害賠償が認められるか、ビールとノンアルコール飲料であるソーダの混同に関する判断としても注目されたが、陪審員はムースヘッド社の8,800米ドルの損害賠償を認めた。判事が“Moose Wizz”ロゴの使用差し止めを命じるかどうか判断が待たれる)

本文は こちら (Don’t confuse the moose)