日米欧中韓の商標五庁(TM5:日本国特許庁、米国特許商標庁(USPTO)、欧州連合知的財産庁(EUIPO)、中国国家工商行政管理総局(SAIC)、韓国特許庁(KIPO))は、去る10月28日、29日、中国昆山において、第5回TM5会合を開催した。
商標五庁は、世界的に出願件数が増加する状況下、各庁の品質管理手法を共有することにより、さらなる審査の質の向上、審査の透明性及び予見性が求められることから、プロジェクト化に向けた調整を進めていくことについて合意した。
また、2017年3月までに「悪意の商標出願事例集」を完成させること、完成した事例集をユーザーに広く提供するため、国際商標協会(INTA)と共催でジョイント・ワークショップを開催すること及びTM5ウェブサイトで公開することについて合意した。
次回TM5会合は、EUIPOがホスト庁となる。
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