2016-12-09

ロシア:商標登録異議申立制度を新たに検討- by Country Index of SMD Group

2016年6月にロシア特許庁はロシアにおける商標登録異議申立制度の導入に関する公開討論を開始したと発表した。現在ロシアにおける出願から登録までの期間は12~18か月必要だが、これを6~12か月に短縮することを目標にしている。
新たな制度は、商標出願後3か月以内にロシア特許庁で絶対的拒絶理由の審査を行い、拒絶理由がない時は出願商標を公開し3か月の異議申立て期間を設ける。異議申立人がいなければ登録手続きを行い、異議を申立てられた場合、6か月以内に双方が合意しなければ審査官が最終判断を下す、というもの。
現在の商標制度でも審査官の最終判断が下される前に公開された出願に対する書面による通知を提出すれば異議と同様の効果をもたせることはできる。
新制度に関する公開討論は現在も継続中。
Source: www.petosevic.com

本文は こちら (Trademark Opposition System Considered)