2017-01-12

アーティスト・ブランドのビールと商標保護 - Knijff Trademark Attorneys

企業同様、アーティストにとって名前は重要だ。名前と関連するロゴはコミュニケーションの主要な手段である。もし演じているバンドの名前を知らないなら、Spofify(スポティファイ:インターネットの音楽ストリーミングサービス)で調べることもできないし、コンサート情報をWebサイトで見つけることもできない。

最近はバンド名を商標登録して保護する傾向も増加している。もちろん財政的な問題もあるが、最終的に回収できる場合も少なくない。マーチャンダイズでバンド名のビールなんかどうだろう。実際多くのバンドがバンド・ブランドのビールを販売している。例えば、Pearl Jam (パール・ジャム:米国出身のロック・バンド)には ‘Faithfull’  というビールがあるし、IRON MAIDEN (アイアン・メイデン:英国出身のヘヴィメタル・バンド)には ‘Trooper’ ビールがある、AC/DC (オーストラリア出身のロック・バンド)には ‘AC/DC’ プレミアム・ラガー・ビールがある。Hanson (ハンソン:米国出身のバンド)には、彼らの最大のヒット曲、’Mmmbop(ンー・バップ)’ に因んで ‘MMMHOP’ というビールがある。

Rick Astley (リック・アストリー:英国のシンガーソングライター)はデンマークのビール醸造会社 Mikkeller (ミッケラー)と共同でフルーツビールを販売する計画を発表した。名前はまだ決まっていないが、’Rick Astley’ や彼のヒット曲に因んだ名前ではないかとの憶測もある。リック・アストリーのヒット曲 ‘Never gonna give you up’ は考えにくいかもしれないが…

本文は こちら (Beers and bands)