米国の衣服メーカー、アーバン・アウトフィッターズ(Urban Outfitters)は、世界的に著名なオートバイメーカー、ハーレーダビッドソン(Harley-Davidson)に商標権侵害で再び提訴された。
アーバン・アウトフィッターズは2014年にもハーレーダビッドソンに商標権侵害で提訴されたがそのときは和解が成立した。今回、ハーレーダビッドソンはアーバン・アウトフィッターズが“FPV HARLEY BODYSUIT” を付したボディスーツを含む衣類を販売していたと訴えた。ハーレーダビッドソンは以下の2点で商標権を侵害されたとしている。1.幾つか侵害品はハーレーダビッドソンの真正品を改ざんした新製品にハーレーダビッドソンの商標を付して販売した。2.いくつかの商品はハーレーダビッドソンの真正品としてでもなく、ハーレーダビッドソンの商標を付したわけではないが、“HARLEY” を付したタグやラベル、レシートおよびパッケージで商品を販売しており、あたかもハーレーダビッドソンの真正品であるかのように装っている。
なによりも、ハーレーダビッドソンはこれらすべてにおいて、改ざんしたハーレーダビッドソンの衣服を故意に生産、販売、流通させないという2014年の和解条件に違反していると指摘している。
Source: The Fashion Law