2017-03-01

インターブランドジャパンが「Best Japan Brands 2017」を発表

日本最大のブランディング会社である株式会社インターブランドジャパンは,ブランドの持つ価値を金額換算する独自のブランド価値評価(Brand Valuation™)手法を用い,日本発のブランドを対象としたブランド価値ランキング「Best Japan Brands 2017」の上位40位を発表した。Best Japan Brandsには、海外売上高比率30%以上の企業を対象とした「Japan’s Best Global Brands(JBGB)と海外売上高比率30%未満の「Japan’s Best Domestic Brands(JBDB)」がある。

JBGB 2017では、Toyotaが9年連続の第1位となり, Honda(2位, 前年比-4%),Nissan(4位, 前年比+22%),Lexus(9位, 前年比+10%),Subaru(10位, 前年比+28%)とTOP10のうち5つが自動車ブランドとなった。Subaruは4年連続でブランド価値成長率第1位となり,初のTOP10入りを果たしている。ランキング全体では,TOP40のうち11ブランドが自動車関連ブランドで占めている。

また,昨年のMUFG(6位, 前年比+7%)に続き,海外売上高比率30%以上の「グローバル基準」を満たしたことで,Tokio Marine(15位,前年比+19%)及びMUJI(19位,前年比+20%)がJBDBから移動しランクイン。両ブランドはTOP 5 Growing Brandsにも名を連ねる著しい成長を遂げており,グローバル市場でビジネス成長を加速する日本ブランドの増加傾向が継続している。

JBDB2017では,NTT DOCOMOが7年連続の1位(前年比+4%)となり,以下Softbank(2位,前年比+5%),au(3位,前年比+5%)と大手通信3社が安定成長を続ける中,昨年上場し本評価の対象となったKampo Seimei(17位)とLINE(23位)に加え,Sompo Holdings(35位), Gusto(37位)の4つのブランドが初のランクインを果たした。

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