2017-03-13

シンガポール:知的財産保護のための手数料を見直し - IPOS

シンガポール知的財産庁(Intellectual Property Office of Singapore: IPOS)は、2017年4月1日から、特許と商標の出願手数料を引き下げると発表した。IPOSは、シンガポールのイノベーション促進のための処置で、シンガポール特許庁長官のDaren Tang氏は、「シンガポールの企業やベンチャーは知的財産を通じてビジネス価値を創造しようとしており、手数料の改定により、特許と商標の出願が容易になり、多くの創造的な企業や発明者の強力な基盤ができることを願っている。」と述べている。

商標では、IPOSが事前に承認した商品・役務リストを使用した出願は30%の割引を受けることができる。一方、商標の更新費用は引き上げられる。主な改正費用は以下の通り;

商標、団体商標、証明商標の出願費用(電子出願)は、従来1区分あたり341シンガポール・ドル(約27,600円)、事前リストを使用すると1区分当たり240シンガポール・ドル(約19,500円)となる。更新費用(電子手続き)は、従来1区分あたり250シンガポール・ドル(約20,300円)であったが、1区分当たり380シンガポール・ドル(約30,800円)となる。

本文は こちら (Lower filing fees for intellectual property protection in Singapore)