世界知的所有権組織(WIPO)国際局の統計によると、2016年中国出願人からマドリッド・プロトコルに基づく商標国際登録出願が同期比29.8%増の3,014件であり、初めて3,000件を超えてマドリッド・プロトコルにおいて登録出願ランキング第5位となった。また、2016年末までに、中国のマドリッド・プロトコル商標の累積有効登録量が22,270件に達した。
商標ブランドの国際化が経済グローバル化の一つ重要なシンボルでもある。マドリッド商標国際登録システムは企業に対してブランドの国際化戦略の実施に便利な手段を提供している。1商標について一つの出願を提出すれば、一つまたは複数の商品区分において、一つまたは複数の国にて商標登録ができる。順調に登録できれば、各国に逐一で登録するより費用が大幅に節約できるし、短期間で複数の国の保護も得られる。中国は1989年にマドリッド・プロトコルに加盟して以来、中国出願人により提出されたマドプロに基づく商標国際出願が継続してマドリッド・プロトコルの登録出願ランキングトップ10以内に入っている。
本文は こちら