2017-04-13

日本:ALBERT、ディープラーニング技術で図形商標の類似画像検索システムを開発

株式会社ALBERT(アルベルト、本社:東京都)は、コアテクノロジーの1つであるAI(人工知能)・ディープラーニング技術を応用し、任意の画像に対して類似した図形登録商標(ロゴマーク等)を検索するシステム『Deepsearch Logo』(ディープサーチロゴ)のASPサービスを開発、2017年4月12日から特許庁の登録商標を検索対象として無料体験版の提供を開始したと発表した。

『Deepsearch Logo』は、WebブラウザからPNGもしくはJPG形式の画像をそのまま検索ボックスにドロップしアップロードすることで、類似した図形商標を検索することができる。検索対象の画像についてディープラーニングを利用して生成した数千次元の特徴量と、既存の図形商標の特徴量を高速にマッチングさせる類似度計算アルゴリズムにより、類似スコアが高い画像をすばやく抽出し、表示する。これまで類似図形商標の検索は、商標の図形分類コードで検索することが主であったが、『Deepsearch Logo』は画像をダイレクトに検索できる。

『Deepsearch Logo』を利用することで、類似図形商標の先願調査業務が、従来と比べ圧倒的に短期間かつ低コスト、高精度で実施可能となり、ロゴ等のデザイン、利用、および登録に関わる事業者(広告代理店、広告制作者、広告依頼主、弁理士事務所等)の業務効率化ニーズに応える。『Deepsearch Logo』の有料版は2017年4月下旬から提供を開始する予定で、既に大手広告代理店等への導入が決定しているという。

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