情報筋によると、世界をリードする知的財産(IP)管理およびプラットフォームを提供するCPAグローバルは、約20億英ポンド(約25億米ドル)で事業売却を検討中とのことだ。2012年に同社を9億5,000万英ポンドで買収したプライベートエクイティの大手Cinven(シンヴェン)は、今回の事業売却に関してアドバイザーに提案を求めているという。
CPA グローバルは、1969年に特許年金サービスを提供する企業として、英国ジャージーに設立され、1980年代に商標更新サービスを、2000年にはIPソフトウェアの提供を始めた。現在、4大陸12カ国に25の支店と200の管轄区域に1,300の代理店ネットワークを持ち2,000人の従業員がいる。
昨年10月、トムソン・ロイターは、カナダに本社を置くOnex Corporationと香港に本拠を置くBaring Private Equity AsiaにIP&サイエンス事業を約36億米ドル売却し、現在、社名をクラリベイト・アナリティクス(Clarivate Analytics)とした。