2017-05-16

米国:ユニコーンの戦い、スターバックスを商標権侵害で提訴 - Knijff Trademark Attorneys

ニューヨーク市ブルックリンのカフェ「ジ・エンド」は、コーヒーチェーン大手スターバックスの「ユニコーンフラペチーノ」が商標権を侵害しているとして訴訟を起こした。

ジ・エンドは、色が変化するスターバックスの新商品「ユニコーンフラップ」が、ジ・エンドの健康志向商品「ユニコーンラテ」を真似たものだと主張している。ジ・エンドは2016年12月に「ユニコーンラテ」の販売を開始し、飲み物を指定して商標出願しており、現在審査中である。

スターバックスは、期間限定商品「ユニコーンフラペチーノ」を昨年4月に発売した。鮮明な色のため瞬く間にメディアと消費者の注目を集めた。インスタグラムでは大ヒットだ。「ユニコーンフラペチーノ」も「ユニコーンラテ」もコーヒーは含んでいないが、健康消費分布では両極端にある。ジ・エンドによると、「ユニコーンラテ」はナツメヤシ、生姜、カシューナッツと健康に良いとされる乾燥マカの根、バニラビーン、藍藻がブレンドされたものだが、「ユニコーンフラペチーノ」はミルクと人工甘味料からできているという。また、ジ・エンドの広報担当者は、「スターバックスのユニコーンフラペチーノの発売戦略は、ユニコーンラテを市場から締め出すように計画されており、ユニコーンフラペチーノという名前がユニコーンラテに類似しているのも健康的なものだと見せかけるものだ。それに両飲料ともピンクと青の色が際立って明るく色付けされており、視覚的類似点を共有している。」と主張している。一方、スターバックスは、「主張は評価するに値しない」と述べている。

本文は こちら (Battle of the unicorns)