アイルランドのファーストフード・チェーン、Supermac’sは、欧州連合知的財産庁(EUIPO)に、McDonald’sの「Big Mac」と「Mc」商標の登録取消しを請求した。
Supermac’sは、マクドナルドが使用していない名称を独占して、「商標で弱いものいじめ」をしていると主張し、「この大企業がこれまでSupermac’sにしてきたように、将来の競争相手を叩き潰すために、単に商標を保有しているだけだ」との認識を示した。
マクドナルドは、「McCountry」、「McKids」、「McFamily」、「McHome」、「McWallet」、「McRecycle」、「McJob」、「McChoice」、「McNet」、「McInternet」など、さまざまな文字に「Mc」という接頭辞を付けて商標登録していることで知られている。Supermac’sは、「マクドナルドはまさにMcWorldを商標登録している」と主張している。
今年の初め、マクドナルドは自社の商標によって得られた顕著性と名声をSupermac’sが不当に利用していると主張し、Supermac’sが欧州での営業拡大を計画し、商標出願した「Supermac」に対して異議を申立てていた。この「ファーストフードの商標紛争」の解決には時間が掛りそうだ。
本文は こちら (McWorld)