4月24日、国家版権局の主催による記者会見で、中国新聞出版研究院が中国著作権産業の経済貢献について最新調査研究結果を発表した。それによると、2015年に中国著作権産業の業界付加価値は5兆元を超え、前年比0.02%増の5兆54億1400万元に達し、全国のGDPの7.3%を占めた。都市部の著作権産業就業者数は1666.90万人であり、全国都市部就業者総数の9.23%を占め、商品の輸出金額は2633.36億米ドルで、全国商品輸出総額の11.58%を占めた。
調査研究によると、2007年から現在まで、中国著作権産業は国民経済への貢献が増大し続けており、創造された産業付加価値は4倍弱となり、年平均成長率は15.68%で、全体ではGDP成長率よりも2.19ポイント高く、中国経済発展の新しいエンジンとなっている。
2006年から2015年まで中国著作権産業は商品輸出が不安定であり、全国商品輸出総額に占める割合が15.4%から11.58%にダウンしたが、全体を見ると、輸出規模が拡大され、十年間で2倍となり、2015年の商品輸出額は2633.36億ドルに達した。
世界的に見ると、中国の著作権産業はアメリカとは依然として開きがあるものの、十年間の発展を経てこの開きは縮小している。著作権産業の付加価値のGDPに占める割合は、2006年に中国は6.39%で、アメリカは11.04%であったが、2015年には中国は7.3%で、アメリカは11.69%となり、十年間で0.26ポイント縮まった。