2017-07-04

米国:3色ストライプ商標の権利者は誰? - Knijff Trademark Attorneys

Gucci(グッチ)の青-赤-青のストライプ商標が、デザイン盗用で悪名高い小売店チェーンForever 21に攻撃されている。

始まりは、Forever 21がグッチの登録商標を使用したとして、青-赤-青と緑-赤-緑のストライプをあしらった3種のボンバージャケットとセーター、チョーカー・ネックレスすべての商品の販売停止を求めてグッチが繰り返し訴えると警告していたことからだ。グッチは3色ストライプ商標を1988年より登録している。

Forever 21は、グッチの「ストライプト商標の登録」を取消す訴えを起こした。Forever 21の主張は、「青-赤-青や緑-赤-緑の組合せ色のストライプで装飾された衣服やアクセサリーアイテムは数多く見られ、数え切れないほどの第三者によって販売されている。(…)赤、青、緑の色やそのストライプ・デザインは人々に最も人気があり広く使われており、衣服のデザイン特性と言える。(…)グッチは、青-赤-青や緑-赤-緑のストライプの衣服やアクセサリーアイテムをグッチ一社に独占させる権利が与えられるべきではなかった」というもので、それに対してグッチは、「Forever 21は、グッチを含む他人の商標権や著作権から利益を得ていると訴えられているという評判は十分に確立されている」と争う姿勢を見せている。

米国の裁判所は、3色ストライプの所有者を決める必要がある。グッチなのか、それとも誰も所有できないのか?
Source: The Fashion Law

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