10月12日にEUIPO(欧州連合知的財産庁)の監視部門(Observatory)は、欧州警察大学校(CEPOL、Collège Européen de Police)、法執行訓練局(EU Agency for Law Enforcement Training)と共同で、警察機関と模倣品と海賊版防止に関するハイレベル会合を開催する。
14の加盟国から欧州刑事警察機構(Europol)の代表団を含む20名以上この会合に参加する。会合は、EU域内の模倣品・海賊版対策の状況を議論し、加盟国をサポートするための有効な活動について理解することを目的としている。
EUIPOは、これらの犯罪がEUの経済および社会へ及ぼす影響を示す調査結果を報告し、加盟国における法執行を支援するために監視部門が開発した法執行データベースとACIST(Anti-Counterfeiting Intelligence Support Tool:EUの境界やEU市場で知的財産を侵害が疑われる物品差止に関する統計を収集する欧州連合のデータベース)について説明が行われる。また、欧州警察大学校は、最近EUIPOと共同開発しリリースした知的財産権のためのバーチャルトレーニングセンターのデモを行う。