新しい商標オンライン公告システムの運行が11月6日に正式に始まった。当日公布された第1574号商標公告が新システムに掲載された。新システムは商標公告公布までの待ち時間を大幅に短縮し、公告掲載量を増やし、データの網羅と多様的な検索を実現している。
紹介によると、新システムは商標オンライン公告の作成フローを最適化した。初歩査定公告の組版までの期間が１ヵ月半から１週間に短縮され、商標の権利確認の周期が大幅に縮められた。紙面幅やページ数又は手作業による製図や組版の作業量の制限がなくなり、オンライン公告では、当期の掲載すべき商標公告を全部掲載することができ、商標審査件数の大幅増にダイナミックに適応できるようになった。今期の商標公告には、初歩査定された商標公告12万件が載せられている。この数はこれまでの商標公告掲載数の二倍である。
新システムは商標公告データの網羅を実現した。11月6日に新システムがスタートしてから、1980年の第1号以降のすべての商標公告情報が検索できるようになった。なお、オンライン公告では、音商標のオンライン再生や色彩商標の表示もできる。
新システムの検索方式も増えた。これまでは公告番号、商標出願番号の二つのキーワード検索しかできなかったが、今は異なる公告類型に応じて複数の要素の組み合わせ検索ができ、検索範囲もすべての商標公告データをカバーしている。
新システムは商標業界及び関係公衆に注目され、高い評価を得ている。数多くの弁理士が、公告検索は簡単便利で機能も合理的、ユーザビリティもよいと評価している。