2017-12-05

米国:「Wu-Tang Clan」対「Woof-Tang Clan」 - Knijff Trademark Attorneys

米国のヒップホップグループ「ウータン・クラン(Wu-Tang Clan)」は、グループ名に類似する名称「Dog Walking Company Woof-Tang Clan(ウーフ・タン・クラン)」に対して商標権侵害訴訟を提起した。

「ウーフ・タン・クラン」の所有者Marty Cuatchonは、2017年6月にこの商標を出願し、これを見つけた「ウータン・クラン」のメンバー、ロバート・ディッグスが異議を申立てた。ディッグスは、Dog Walking Companyがバンド名「ウータン・クラン」と類似させる商標で不正に恩恵を受けていると主張した。ディッグスは、2009年から「Wu-Tang Clan」と「Wu-Tang」商標を所有している。

問題は会社名だけでなく、商品に使用されているロゴにもある。「ウーフ・タン・クラン」のウェブサイトで販売されている商品には、「Old Dirty Bali – Return to the 36 Chambers,」と描かれたTシャツがあり、これは、ウータン・クランの元メンバーで故Ol ‘Dirty Bastardとの関係性を示している。

Cuatchon氏は法的助言を得るまでコメントを控えていたが、彼は同社が優れたサービスを提供していると考えており、「私はウータン・クランのファンで、良いアイデアだと思った」と述べている。

本文は こちら (Woof-Tang Clan)