2018-01-17

「仮想通貨」や「ビットコイン」の出願商標の傾向とは ー GMOブライツコンサルティング

「仮想通貨」や「ビットコイン(Bitcoin)」。利用しておらずとも、最近頻繁に耳にするフレーズではないでしょうか。

ビットコインなどの仮想通貨の人気が高まるとともに、仮想通貨に関係する企業も順調に株価を上げているとのこと。そんな「仮想通貨」や「ビットコイン(Bitcoin)」について、出願商標の傾向をご紹介します。

商標名”Bitcoin”

世界最大の商標データベース「GlobalBrandDatabase(以下略GBD)」で、商標名に”Bitcoin”を含む商標を検索した結果が48件。アメリカ(US)が23件で1番多く、続いてヨーロッパ(EM)の13件、日本(JP)の4件と続く結果となりました。

また、区分の取得状況は、金融や電子決済が対象となる36類の出願が34件と1番多い結果でした。

指定商品”Virtual currency(仮想通貨)

GBDで、指定商品に”Virtual currency”を含む商標を検索した結果が1,175件。アメリカ(US)が520件で1番多く、続いてヨーロッパ(EM)の307件、オーストラリア(AU)の110件と続く結果となり、商標名に”Bitcoin”を含む商標の結果と、1位2位は同様の国がランクインする形となりました。

また、区分の取得状況は、金融や電子決済が対象となる36類の出願が877件と1番多い結果でした。商標名に”Bitcoin”を含む商標の結果と比べても、36類、9類、35類、42類での出願が多いことが分かります。

また、出願商標が多い権利者TOP10は下記通りです。

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