2018-03-15

サイバースクワッティングによる紛争が過去最高を記録 - WIPO

 2017年にWIPOの仲裁調停センターが扱ったサイバースクワッティングによる紛争のほぼ3分の1が金融・銀行、ファッション、IT・インターネットの3業界によるものであることが分かった。これは、商標所有者がWIPOに対して行った3,074件のUDRP(Uniform Domain Name Dispute Resolution Policy:統一ドメイン名紛争処理方針)申立てで、年間で過去最高の件数となった。
 最も多く申立てを行った国は米国(920件)で、次いでフランス(462件)、英国(276件)、ドイツ(222件)、スイス(143件)の順であった。新gTLDに関連する紛争は約12%(ドメイン名6,370件)を占め、.STORE、.SITE、.ONLINEに対する紛争が特に多くみられた。

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