2018-07-23

中国:国家知識産権局が初の地理的表示産品の保護申請を受理 - UNITALEN

 中国国家知識産権局は、このほど公告を行い、国務院の《行政法規規定の行政機関職責調整問題に係る国務院の機構改革に関する決定」に基づき、初回10件の原産地特定の地理的表示産品保護申請を法に基づき受理し、関連情報を公示した。これは、国家知識産権局が受理した初の地理的表示産品の保護申請となる。

  公告によると、保護申請が受理された10件の地理的表示産品は、それぞれ行唐ナツメ、南陵米、連江昆布、汨羅ちまき、溆浦瑶茶、紫金春甜桔(ミカン)、忻城とうもろこし、徳源にんにく、紫雲春茶、且末ナツメで、河北、安徽、福建、湖南、広東、広西、四川、貴州、新疆などの省、自治区の原産地の地理的表示行政部門により一次審査を経て推薦されたものである。

  調べによると、1996年に原産地特定の地理的表示産品の関連業務が開始されて以来、保護の規模は年々拡大し、実施効果は日増しに顕著になっており、中国の特色ある、国際的な慣行と連動した保護制度が形成され、これまでに保護された国の地理的表示産品は合計2,359件、そのうち国内が2,298件、国外は61件であった。国の地理的表示産品保護モデル地域24か所を建設している。審査を経て許可された専用表示使用企業は8,091社で、関連生産高は1兆元を超え、その恩恵を受けた人は1千万人に上り、民族ブランドの保護、伝統文化の継承、特色産業の発展、本家本元の品質の保護、貧困扶助の取り組み、外交貿易への寄与などの面で重要な役割を果たしている。(出所:国家知識産権局公式サイト)

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