2018-08-16

米国:おならをするユニコーン - Knijff Trademark Attorneys

米国の電気自動車メーカー、テスラの創業者兼CEOであるイーロン・マスクは著作権を侵害していると非難されているが、彼はこの事実を喜んで認めている。

テスラの販促資料には、電気自動車に動力を供給するために、おならをするユニコーンの画像を使用していた。このイメージはもともとコロラド州の陶工トム・エドワーズが描いたもので、テスラにはこの画像を使用する許可を取っていなかった。
 すべては2017年2月に、イーロン・マスクがトム・エドワーズにデザインされたマグカップの写真を「虹、ユニコーンと電気自動車」とツイートしたところから始まった。

通常、イーロン・マスクのように有名人が被告となる場合、2つの作品の間に大きな違いがあり模倣ではないと主張しようとするのが普通だが、今回のイーロン・マスクはトム・エドワーズの作品がダサいものだと挑発し、トム・エドワーズは訴えによって衆目を集めることができたことに感謝すべきだというものであった。これは、紛争を友好的に解決しようとする者には驚くべき反応だ。
 一方で、事件は解決された。テスラの上層部はトム・エドワーズとわだかまりを取り除き、「私たちは両当事者に満足していると信じる方法で解決した」と発表した。これは、「彼が私たちを訴えないほどのお金を払った」という業界特有の隠語である。

本文は こちら (Farting unicorn)