2018-10-09

EU:リンゴは似ている!? - R.K.Dewan & Co.

台湾を拠点とするプロジェクターのランプメーカー「Apo International」は、2016年に下に示す文字「apo」と半分のリンゴで構成されるロゴの商標をEUIPO(欧州連合知的財産庁)に出願した。この商標の指定商品にはプロジェクター、広告および実験用ランプが含まれていた。

欠けたリンゴのロゴと文字「Apple」を商標登録している米アップルは、このロゴ商標を根拠に「Apo International」の商標登録に異議申立てを行った。EUIPOは、指定商品が異なっていることと商標の識別力を認め、アップルの異議を退け「Apo International」の商標登録を認めた。アップルは一般裁判所に控訴した。ここではアップルの主張が認められ勝訴することができた。裁判所は、「apo」という文字に寄り添うスタイライズされたリンゴの標章は混同を生じるほど類似すると判示した。本当に?

本文は こちら (The Game of Apples!)