2019-01-21

EU:ビッグマックのビッグな損失 - Knijff Trademark Attorneys

アメリカ合衆国に本社を置く世界最大のファストフードチェーンのマクドナルドは、アイルランドのライバル企業「Supermac」が欧州連合知的財産庁(EUIPO)に提出した不使用取消請求により、欧州連合(EU)の「Big Mac」商標に対する独占権を失うことになった。EUIPOは、2017年4月に遡及してマクドナルドの「すべてのハンバーガーの母ともいえる」商標権を失う決定を行った。EUIPOによると、マクドナルドは過去5年間に自社のブランドをヨーロッパで「実際に使用した」ことを証明できなかった。アイルランドのライバル企業が不使用取消請求を提出した2017年は、折しもBig Macの50周年記念の年に当たった。マクドナルドは、ドイツ、フランス、イギリスで「Big Mac」の名称を使用しているという証拠を提出した。これはEU全体での使用を証明するのに十分であるはずだった。
マクドナルドはEUIPOの決定に対して上訴すると発表している。

本文は こちら (Big Mac, big loss)