2019年1月7日、トルコ特許商標庁は、ジョルジオ・アルマーニによる異議申立を棄却した。異議申立は、インドの出願人が32類を指定した「A AQA Natural Mineral Water (ラベル)」に対するもので、ジョルジオ・アルマーニの32類の標章「(図案化したAと) ACQUA ARMANI」とは29類と32類の標章「(図案化したAと)ARMANI/DOLCI」を根拠とするものであった。
問題となった標章はこちら;
異議申立人は、両標章の中心にある文字「A」、および出願人の標章にある文字「AQA」と異議申立人の標章の文字「ACQUA」との標章間の類似性を主張した。
異議申立の根拠は;
*類似性と混同のおそれ
*商標の先行使用
*出願人の悪評
*悪意による出願
トルコ特許商標庁は、異議申立が主張するすべての根拠を慎重に検討した結果、「異議は認められない」との結論に至った。トルコ特許商標庁は、出願人の標章と異議申立人の標章は類似せず、混同のおそれは生じないとの判断を示し、さらに、異議申立人が32類における標章の十分な使用証拠を提出することができなかったとして申立を棄却した。
本文は こちら (Turkish PTO dismisses Armani’s Opposition in battle over “A”)