ディズニーは、映画『ライオン・キング』の続編として制作した作品「ライオン・キング3 ハクナ・マタタ(Hakuna Matata)」で問題を抱えることになった。
このタイトルには、スワヒリ語のフレーズ(ハクナ・マタタ:「心配ないさ」という意味)が含まれている。ディズニーが、このフレーズを商標登録したことで、文化の盗用を行ったと非難するネット署名サイトには、18万以上の人が署名している。
このサイトは、企業が「創り出したものではない」、長い間普通に使用されてきたフレーズを商標として登録することはできないはずだと訴えている。
もちろん、企業は、創り出したものではない単語やフレーズでも、商標として登録することができる。しかし、論争が大きくなると大きな問題になると言う人もいる。実際、合法的な競争の機会をつぶしてしまう可能性のあるロゴやフレーズの所有権を効果的に生み出し、意図した範囲を超えて積極的に商標権を行使する企業もある。ジンバブエの活動家Shelton Mpala氏は、この商標を「スワヒリ人だけでなくアフリカ全体に対する侮辱だ」と訴え、登録撤回を要請する署名運動を12月に開始した。Mpala氏は、娯楽作品を提供するディズニーに敬意を表するが、この商標は「純粋に金儲けのためのものだ」と訴えている。
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