2018年12月10日、共和国法110/2018がポルトガル共和国議会を通過し、新しい工業所有権法が導入されることになった。これにより、EU指令2015/2436およびEU指令2016/943が国内法に組み込まれた。EU指令2015/2436は加盟国間の調和に焦点を当てており、EU指令2016/943は「ノウハウ」と企業秘密の保護を目的としている。
主な関連性のある変更は以下の通り；
＊ 行政手続の導入：ポルトガル産業財産庁（INPI）は、登録商標および意匠の無効を第一審として判断する。
＊ 公告された出願商標に対して、先行して登録された商標を根拠とする第三者の異議申立において、被申立人は異議申立の根拠となる商標の使用証拠を提出するよう申立人に請求することができる。
新しい工業所有権法は、2019年7月1日に施行されるが、企業秘密の保護に関する規則は、2019年1月1日にすでに導入されている。
Source: www.abg-ip.com