2019-04-18

EU:レゴの悩みは続く? - Knijff Trademark Attorneys

EUでは、レゴ(LEGO)に似た人型商標が問題になっていた。レゴは現在も異議申立てを継続している。

異議申立ての対象商標の出願は既に多くの商品分野で拒絶されており、審判後も拒絶は維持された。形状が技術的成果を得るために必要なものであるという主張は退けられたが、商標に十分な識別力がないという主張は維持された。EUIPO(欧州連合知的財産庁)が、組立型玩具の形状は自然に思いつくような構成や商品の特徴である組合せ表現で構成されていると判断したのは経験に基づくものだ。独自の機能(一般的には適用される形状)に目立った作用が全くなくても、商標の機能を果たすことができる。多くの商品で拒絶されたが、「ジグソーパズル、室内ゲーム、人形の家」は拒絶されなかった。 

おそらくレゴは、これらの商品についても商標登録を容認したくないというゼロ・トレランスの方針であろうが、中国企業がそれに対抗することを望むかどうかは疑問だ。もし対抗すれば、確かに興味深い判断が見られることになる。つづく!  

本文は こちら (The LEGO twins (2))