2019-07-16

タジキスタン:改正商標法を施行 - SMD Country Index

2019年1月2日に、タジキスタンの改正商標法が施行された。
タジキスタン共和国特許庁は、正式な審査をパスした出願係属中の商標で出願から1か月経過していないものに関する情報を官報に掲載した。関係団体は、官報に公開されてから実体審査までの間(通常11~12か月かかる)に、係属中の出願商標に対して異議申立が可能になった。
従来、タジキスタンの特許庁は登録商標に関する情報のみを公告しており、異議申立てに関しては法律に規定されていなかった。

出願商標が以下のものと同一または混同を生じるほど類似している、またはそのような要素を含んでいる場合、商標は登録されない。
* 宗教的な標識
* 旗、紋章など国に関する標識
* 国際組織および政府間組織の名称又は略称、それらの紋章、旗、その他の標識
* 公的に管理する認証標章、品質証明標章、印章、および記章など(出願人が認可機関から許可を得ている場合、ディスクレームすることでこれらの要素を商標に含める事ができる)
* 商標の優先日以前にタジキスタンで登録された意匠
旧法では、「一般に認められている標識と標章」は登録できないと規定されていた。

また、商標登録の有効期限が切れて更新手続きがされなかった場合、満了日から1年間は、前権利者または法的承継者以外の名前で同じ商標を再登録できない。(旧法では3年間であった)
Source: www.petosevic.com

本文は こちら (Changes to Trademark Law)