2019-07-22

米国:ナイキはデザインでまた失敗 - Knijff Trademark Attorneys

まさに、新作のナイキエアスニーカーの発売が祝われるはずだったのだが、エアマックス1 USAは、またデザインが商品の発売を妨害することになってしまった。政治的な発言により、ナイキが自社のデザインを理由に商品の発売中止に追い込まれたのは2度目のことだ。

エアマックス1 USAは、米国の独立記念日に合わせて提供される予定であった。その直前に、警察の暴力と人種差別に抗議して、2016年に試合前の国歌斉唱時に片膝をついたことで世界的に有名になった米プロフットボールリーグ(NFL)元選手のコリン・キャパニック氏は、「ナイキのデザインは失敗だ。ヒール部分につく星条旗の星の数が独立当時の州の数である13個となっている「Betsy Ross flag」を描いている」とナイキのデザインを非難した。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、キャパニック氏は、デザインが奴隷制の時代を指していると指摘している。
結局、ナイキは謝罪し、スニーカーの発売を中止した。しかし、幸運な買い手の中には、その限定的な商品を25000ドルの高値で売っている人もいるようだ。

本文は こちら (Nike’s flag fail)