2019-08-27

EU:長い指定商品・サービスに警鐘 - EUIPO

EUIPO(欧州連合知的財産庁)は、最近EUTM(欧州連合商標)出願で非常に長い指定商品・サービスの記載がある傾向を発見した。通常、出願される単語数の平均は60〜100の範囲内にあるが、長い指定商品・サービスでは単語数が通常の50倍にも及ぶ。さらには、限度の10000を超える出願も増えている。
EUIPO事務局は、長い指定商品・サービスが出願人に次のような不利益につながる可能性があると指摘している。
*分類違いリスクが高くなる
*EUTMの公告・登録に時間がかかる
*他の商標との衝突(異議)リスクが増加する
*先行する商標との類似リスクや登録された商品・サービスの不使用取消しリスクが増加する
EUIPO事務局は、指定商品・サービスの作成を助けるツール(Goods and services builder)の使用を推奨している。

Goods and services builder は こちら
本文は こちら (Long lists of goods and/or services in EUTM applications)