2019-11-18

中国:北京知的財産裁判所における外国人の勝訴率 - CCPIT

2019年10月16日、北京知的財産裁判所は、外国人が関与する知的財産訴訟統計を発表した。発表によると、2014年11月の裁判所設立から2019年前半までの期間に裁定された事件の中で、外国の事業体および個人が大きな役割を果たしていることが明らかになった。

北京知的財産裁判所は、設立以来外国人(香港、マカオ、台湾を除く)が関係する知的財産訴訟事件13,736件を受理したが、これは全訴訟件数の21.1%に当たる。外国人が関係する訴訟件数は年々増加しており、受理件数で年平均約8.4%、結審件数で年平均約40.4%の増加が見られた。

結審した訴訟の地理的分布は、90の国と地域(香港、マカオ、台湾を除く)で、米国の事業体または個人が関与する訴訟が33.2%と最も多く、次いでドイツの事業体または個人が関与する訴訟が10.3%、日本の事業体または個人が関与する訴訟が8.8%と続いている。なお、欧州連合全体に関係する訴訟は39.3%であった。

外国人が関与する行政訴訟で、外国人の勝訴率は49%(原告と第三者の両方が外国人である場合を除く)で、民事訴訟で、外国の当事者の勝訴率は68%(原告と被告の両方が外国人である状況を除く)であった。

本文は こちら (Foreign parties maintain a great success rate at Beijing IP Court)