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12万ドルの価値があるバナナの芸術作品が「空腹の」芸術家に食べられた話を聞いたことがあるだろうか?
今月、12万ドルで売られ、「世界貿易の象徴」と称賛された芸術作品が食べられてしまった。その芸術作品は、イタリアの芸術家マウリツィオ・カテランによる「コメディアン」というタイトルの作品で、本物の熟したバナナを灰色のテープで壁に貼り付けたものだ。この芸術作品は、米国最大級のアートフェア「アート・バーゼル・マイアミ」のギャラリー・ペロタンで展示されていたが、ニューヨークを拠点に活動する芸術家デビッド・ダトゥナが空腹を理由にバナナを壁から剥がして食べてしまったのだ。
もちろん、この事件は「芸術とは何か」という疑問を提起するとともに、これが芸術と見なされるなら、著作物として保護されるか?という疑問も湧く。
また、この可笑しなニュースを見たオランダのスーパーマーケットチェーンは、バナナを0.28ユーロ(約34円)販売する宣伝に利用した。
(訳者注:ダトゥナの行為に対し、ペロタンは法的責任を追求しないとしている)
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