2019-12-05

商標の国際登録が150万件に到達 - WIPO

WIPO(世界知的所有権機関)は、商標の国際登録制度であるマドリッド制度を利用した国際登録が150万件に達したと発表した。 
150万件目は、コロンビアの繊維会社Coltejer によるもので、北米、欧州、アジアなど11の加盟国を指定して「COLTEJER」商標の保護を求めたものだ。

WIPOのフランシス・ガリ事務局長は、「マドリッド制度は、企業の国際化に高い費用対効果で貢献するもので、この重要なマイルストーンは、マドリッド制度と国際市場におけるブランドの重要性が高まっている証だ」とコメントした。

マドリッド制度は、世界中の国で商標の登録・管理を簡便かつ経済的に行える制度で、単一の通貨による1つの出願手続で、最大122カ国での保護を申請することができる。また、国際登録簿による一元管理により、変更・更新・保護を求める国の追加も1つの手続で行うことができる。

本文は こちら (WIPO’s International Trademark System Marks 1.5 Millionth Registration)