最初のSUVの名前をめぐる法廷闘争で、イタリアの自動車メーカーのフェラーリは、イタリア語の「サラブレッド」商標登録を巡って小さな慈善団体を提訴した。
このイタリアの有名ブランドは、慈善団体が独占権を主張できるほど、その名前を商業的に十分に使用していないと主張している。イタリア語の「Purosangue(プロサングエ)」は「サラブレッド、純血」を意味し、慈善団体がスポーツ界のアンチ・ドーピング・キャンペーン用に選んだものだが、2022年に発売予定のフェラーリ初のSUVの名前でもある。
慈善団体は、2013年にこの文字を衣服やその他の商品を指定して商標登録したもので、フェラーリとの協議を求めているが、合意に達することができなければ、フェラーリがヨーロッパでこのブランドを商標登録することを阻止すると述べている。
慈善団体の弁護士は、「これはダビデ対ゴリアテの戦い(弱小な者が強大な敵を打倒するという意味)」で、同ブランドは継続的に使用されており、これにはチャリティーのスポンサーであるアディダスとスニーカーや衣服を製造するパートナーシップに含まれていると語っている。
フェラーリのSUVが「Purosangue」という名前で発売されるかどうかはまだ不明だ。
Source: ft.com
本文は こちら (Pure blood)