韓国の金・張法律事務所（Kim&Chang）は、2020年9月15日に「不正競争防止法による企業知的財産の保護の新しいトレンド」についてウェブセミナーを実施する。
韓国の不正競争防止法は2014年及び2018年の改正を通じて日本の不正競争防止法にはない二種類の新しい不正競争行為の類型が追加された。
一つは、法律上保護される価値がある労力と投資による「成果」を保護する規定(2014年導入の「一般条項」)、もう一つは、経済的価値を有する「アイディア」を提供目的に反して使用できないようにする規定(2018年導入「アイディア侵害禁止条項」)だ。
今年の７月、「アイディア侵害禁止条項」に関する最初の大法院判決が下されたことを受け、当該判決の主な判断基準と内容を確認し、また、「一般条項」が韓国のビジネスの中でどのように企業の利益を保護するために活用されているのか、当該規定の活用の全体像を理解して頂くために具体的な事例を通して紹介する。
さらに、2020年4月に施行された日本意匠法の改正による登録可能対象に関し日韓間の違いも併せて紹介する。
セミナー内容
■成果物とアイディアの保護
１．一般条項規定及び代表的な判決の紹介
・ブランドネーミング及び広告コンテ無断使用事件
・エルメスのカバン形態無断使用事件
・有名アイドル画報写真の無断使用事件
・シミュレーションゴルフコースの全景無断使用事件
２．アイディア侵害禁止規定及び代表的な判決の紹介
・広告コンテなどの無断使用事件
■商品形態保護制度及び法令の概要
■日本意匠法上で新たに保護されるデザインの韓国での保護
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日時：2020年９月１５日(火) 午後３時～午後４時(JST) (ライブ配信)
費用：無料
定員：なし
使用言語：日本語
WEBセミナーはZOOMを利用し実施する。
参加を希望する方は ip-group@kimchang.com （金・張法律事務所のコンタクト・アドレス）へ連絡してください。