2020-12-17

中国:商標ブランド発展指数を初めて発表 - UNITALEN

第3回中国国際輸入博覧会の開催期間中、中国商標協会が初めて中国商標ブランド発展指数を発表した。当該指数は、浙江省が88.51ポイントで全国一位、北京市と広東省が88.06ポイントと87.95ポイントでそれぞれ二位と三位だった。

発表によると、当該指数は、「商標ブランドの規模構築」「商標ブランドの品質向上」「商標ブランドの潜在力掘り起こし」「商標ブランドの効果・利益実現」「商標ブランドの政策支持」の5つの一級指標と、12の二級指標、30の三級指標の合計47の指標から算出される。データからみると、中国の商標ブランド発展が現状では全体的に良好であり、商標ブランド発展の良性な競争を形成しているが、地域間の格差が顕著で、東・中・西部地域の商標ブランド発展は「東高西低」の階段状を呈していることも浮き彫りにした。東部の省は、商標ブランド発展に対する重視度も投資レベルも他地域に比べて高かった。ポイントを見ても、上位の省は大多数が東部沿岸部の発展したエリアで、中部地区の省が商標ブランド指数ランキングでそのすぐ後についた。西部地区の省・市の商標ブランド発展指数での順位は低かった。
(出典:中国知識産権報)

本文は こちら (集佳中国知財情報 No.172)