2021-01-13

日本:凸版印刷の真贋判定/トレーサビリティサービスを日立建機が採用

 凸版印刷株式会社(以下 凸版印刷)は、商品に貼り付けられたQRコードをスマートフォンで読み取るだけで、その商品の真贋判定を行う「ID-NEX®(アイディーネックス)真贋判定サービス」を2016年9月より提供しているが、この度、「ID-NEX®真贋判定サービス」に加え、QRコードで部品のトレーサビリティを管理できる「ID-NEX®トレーサビリティサービス」と偽造防止用のホログラムが日立建機株式会社(以下 日立建機)に同時に採用された。日立建機は、2021年1月より順次、日立建機グループが販売するサービス部品を対象に、部品のパッケージラベルに適用する。

 近年、さまざまな業界で模倣品や不正流通品が増えており、被害が拡大しているが、これらは正規品より粗悪な品質であることがほとんどで、特に、建設/運搬機械業界においては、使用中の不具合により人命にかかわる重大な事故を引き起こす可能性があり、大きな問題になっていた。
 このような課題に対し日立建機は適切な製品管理とトレーサビリティを実現するべく凸版印刷の提供する「ID-NEX®真贋判定/トレーサビリティサービス」を導入した。模倣品や不正流通品対策における実績・有用性と、スマートフォンがあれば真贋判定できる利便性、クラウドを利用するサービスのため導入費用が抑えられる点などが高く評価され、採用された。また、目視による真贋判定だけでなく、ラベル偽造の抑止になることが評価され、ホログラム付きの部品ラベルも同時に採用された。

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