World Trademark Review(WTR)が、11回目となる2021年版「World Trademark Review 1000: The World’s Leading Trademark Professionals」を発表した。WTR1000は、商標分野に特化した実務家と法律事務所を推奨する唯一のメディアであり、世界80以上の法域における主要なプレイヤーを特定している。調査は、商標に関わる数百人の弁理士、弁護士、およびその依頼者との4ヶ月間にわたる対面および電話インタビューを実施し、2020年11月18日時点の結果をまとめたものだ。
1.商標サービス・プロバイダー部門
商標サービス・プロバイダー部門は、商標管理ソフトウェア、商標更新と記録、商標検索とウォッチング、オンラインブランドの権利行使の4つの分野で、専門知識の深さ、市場での存在感、依頼された仕事のレベルなどの要素から上位のプロバイダーを「大いに推奨」と「推奨」に分けてランキングしている。
2.日本部門
日本部門は、権利行使と訴訟、実務とストラテジーの2つの分野で、法律事務所を「GOLD」、「SILVER」、「BRONZE」に分けてランキングしている。