2021年4月26日、ユーラシア経済連合（EAEU）加盟国であるアルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、ロシアの5カ国が2020年2月3日に署名した「ユーラシア経済連合の商標、サービスマーク、原産地名称に関する協定」が、全加盟国による批准を経て発効した。
本協定の下で、権利者は１つの加盟国の官庁に商標を出願すれば、EAEU加盟国すべてで法的保護を受けることができるようになる（権利者は「受理官庁」を選択できる）。出願商標は、予備審査（形式審査）と実体審査を経て、登録手続き全体で約1年を要すると予想されている。また、出願人は統一された保護証明書（unified protection certificate）を受け取ることができる。
Source: www.petosevic.com and Mikhailyuk, Sorokolat and Partners, Ukraine