知的財産戦略の総合サポートを提供するJPDS(日本パテントデータサービス株式会社)は、インターネット商標情報検索サービス「Brand Mark Search」で中国商標サービスを6月1日より正式リリースすると発表した。
JPDSは、2018年に「Brand Mark Search」サービスを開始し、その後、海外商標としてアメリカ、ヨーロッパ、国際商標まで収録範囲を拡大したが、日本の企業・特許事務所からは冒認出願や模倣品などの問題がある中国商標検索の要望が非常に大きく、それに応えるため今回サービスを拡張した。
中国商標調査は、これまで中国国家知識産権局商標局が提供する無料サービスの利用か現地代理人への調査依頼がほとんどだった。無料サービスは機能が少なく、接続先も中国になるためスピードも確保できず、業務で利用するには難しい状況が続いていた。
その状況を打開するためJPDSが提供する「Brand Mark Search」中国商標オプションは、好きな時間帯にいつでも接続/検索/閲覧/ダウンロードができ、制約の少ないインターフェースのためストレスフリーにサービスを利用することができ、簡体字・繁体字の検索に加えて調査が難しいピンインの類似検索機能と検索結果の分類ガイダンス、ステータス情報等のマニュアル日本語訳が提供されている。また、検索結果をExcelを始めとした様々なファイル形式で利用することができる。
「Brand Mark Search」中国商標オプションは、月額完全固定制で5,000円/月(税別)で、基本サービスと合わせて15,000円/月(税別)となる。