クラリベイト・ピーエルシーは、世界で最も保護されているグローバルブランド(ベスト・プロテクティッド・グローバル・ブランド)上位100を発表した。この2021年版レポートは、商標データ、知財訴訟/判例データ、ドメイン名保護状況等を含む高度に統合された知財データの分析からブランドの強さをはかり、最も影響力があり最も保護されているブランドを選出したものだ。
上位100に含まれた日本ブランドは、Canon(キヤノン)、Casio(カシオ計算機)、Epson(セイコーホールディングス)、Hitachi(日立製作所)、Honda(本田技研工業)、Lexus(トヨタ自動車)、Nikon(ニコン)、Nissan(日産自動車)、Olympus(オリンパス)、Panasonic(パナソニック)、Sony(ソニーグループ)、Toshiba(東芝)、Toyota(トヨタ自動車)の13ブランドであった。
上位100ブランドの特徴は次のとおり;
* 消費者向けブランドの強さ:消費財および食品業界が18ブランドとリードし、続いてラグジュアリー、ファッション、スポーツが15ブランド、エレクトロニクスとコンピューティング13ブランドが続いている。
* 伝統的なブランドは持続力を明示:コカコーラ、ネスレ、コダック、メルク、シェルを含む19ブランドは、1世紀以上前に最初に登録されている。
* 同一企業から複数ブランド:7社が自社および製品のブランドとともに複数回リストに掲載されている。
強力なB2Bブランド:ABB、SKF、Caterpillarなどの産業システム企業は、非消費者向けブランドにおける保護の価値を強調している。
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